近江八幡市の国道8号線から少し逸れた場所にある、昔ながらのアットホームな焼肉屋「鶴厳(かくげん)」
建物の外観は古めかしいものの、提供しているメニューの質と味にも文句の付け所がない。安くて美味しい近江牛の焼肉を手軽に食べられるのが、かくげんの強みと言えるであろう。
かくげんの内装・概要
まずは店奥のお座敷席から。靴を脱いで上がった先には、掘りごたつ式のテーブルが複数席設けられている。基本的に1テーブル4人席だ。
最奥にはテーブルが連なった席があるため、大人数での宴会なども可能。
お店に入ってすぐ右手には椅子のテーブル席が6つあり、写真右側は6人席、左側は4人席となっている。
このように店内の内装はかなりアットホームなので、高級感を売りにしたようなお店ではない。逆に、家族・友人・仕事仲間たちと、のんびりとくつろぎながら美味しい近江牛を食べるのには非常に最適だ。
紹介したように座席も様々な形態で用意されているので、少人数・大人数ともに対応可能となっている。
メニュー
近江牛の各種部位をベースに、豚・鶏・野菜・その他肉盛コースなどもある。肉が美味しいことはもちろんのこと、豚や鶏もとても美味しいので好きな人は是非注文してみよう。
サイドメニューは、一品物・漬物・サラダ・揚げ物・ボイル・ご飯物・丼など。筆者のおすすめは、「明太子石焼ビビンバ」や「牛しぐれ煮」あたりだ。
この2つは、筆者がかくげんに行ったら毎回注文したくなるメニュー。石焼ビビンバは締め・白飯の代わりに、牛しぐれ煮は酒のつまみ・おかずとして最適だ。
お酒やソフトドリンクも豊富に取り扱っており、滋賀の名産「松の司」も置いている。エクストラコールドもあるので、暑い季節には最高だ。
その他、飲み放題が5名以上から注文可能で、90分で2000円。
かくげんの各種メニュー実食
まずは焼肉の最初に食べる定番のタンだ。写真上が塩タン、下がネギタン。肉の枚数は基本的に4枚だが、1枚あたりの大きさが小さい場合は5枚となる。暑さは2ミリ〜3ミリほどあり、タンとしては十分な食べ応えがある。
ちなみに、ネギタンに付いてくるネギには、ニンニクやごま油がまぶしてあるので苦手な人はご注意を。
こちらも定番のバラ。赤身と脂身のバランスがとても良く、近江牛の上品な味わいが口の中に程よく広がる。焼く前から特性のタレで味付けされてるのもポイントの一つ。
次に、牛の横隔膜に当たる部位、ハラミ。脂が少なくあっさりしていて、肉肉しい味わいでリピートしたくなる。
次に、人気メニューの一つの並ホルモン。脂がたっぷり乗っていてホルモン好きにはたまらない一品。表面に少しだけ焦げ色が付くくらいまで焼くと、口の中に入れた時にトロけるのでおすすめだ。
こちらは天肉ツラミ、牛の頬肉である。見た目は大きい割に焼くとかなり小さくなるが、弾力があってとてもモチモチしているので食べ応えは十分。甘みがあって人気な部位でもあるので、頻繁に売り切れるのがネックだ。
こちらは、ここ最近メニューに追加された豚ロース。写真は一見すると大きな2枚のお肉に見えるが、一口サイズにカットされているのでご安心を。脂身は少しあるが、牛のバラなどと比べるとあっさり系だ。
こちらはかくげんのオーナー自家製ハム。メニューには載っていないが、店にあれば出してもらえるというレアメニューだ。あっさりとしているが、しっかりと味付けがされており旨味が凝縮されている。このまま食べても美味しいし、軽く焼いて食べても少し風味が変わって美味しい。
サイドメニューの豆腐サラダ。1人で食べきるには多いと思うので、最低でも2人〜が目安。
店舗情報・アクセス
- 営業時間:17:00-23:00(LO.22:30)
- 定休日:火曜日
- 駐車場:有(店前・店裏)
- 電話番号:0748-37-0446
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